スポンサーリンク

エアーウルフのエピソード・おすすめ回を5作挙げてみた!

エアーウルフの基本軸は、ベトナムからの帰還兵ストリングフェロー・ホークが友人のドミニク・サンティーニとともに、CIAの作った超音速攻撃ヘリで様々な任務をこなすというもの。

ホークがエアーウルフを入手して、ベトナム戦争時に行方不明になった兄を探しながらCIAの作戦に手を貸すことになるまでの話は第1話(the movie)で語られていますが、それは当然オススメとして、以下ではシリーズになってからのおすすめ作品について語ります。

特に順位はつけませんが、これから観ようという人にはネタバレ的要素があるのでご注意を。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

空中の暗殺者!! CIA二重スパイを暴け

CIAの情報分析官ラリー・メイスンが同じ部署の相棒とともに退職する日、エアーウルフの情報が東側に漏れていることを突き止めます。
その旨上司に報告を済ませ退職したはいいものの、相棒が退職金が支払われないことに激高し、心臓発作を起こし死亡してしまいます。
ラリーは姿をくらまして、友人であるホークを説得役として仲介させた上で「もし退職金を支払わなかったら情報をリークする」と、CIAを脅すんですね。

靴の中に仕込んだ爆破装置や、逆探知の妨害装置なんかを巧みに使ってCIAの追跡をかわすとこなんか、情報分析官というよりスパイそのものですよ。

その後、テレビ局に情報のタレコミがあり、それを報道されたせいでCIA局員が犠牲になる事故が発生。

でも漏洩はラリーがやったことじゃなく、CIA内部に二重スパイがいるということがわかってきます。
道理でエアーウルフの情報も漏れるわけですね。

その二重スパイが、ラリーと、彼を迎えに行ったアークエンジェルやマレラも飛行機ごと撃墜して抹殺しようとするとこに、エアーウルフがくるという筋書き。

この回はCIA内部のお話で、結構好きです!
アークエンジェルの秘書・マレラが結構活躍する話でもありますよ。

ラリーの上司役で「特捜隊・アダム12」のマーティン・ミルナーがゲスト出演しています!

ロス発93便消ゆ!! 海底のジャンボ救出作戦

妹の結婚式でテキサスに帰るケイトリンの乗った、ダラス行き93便がハイジャックされるオハナシ。

ハイジャック犯4人組が機内に仕掛けた爆弾でジャンボを海底に沈めます。
無線や計器類も壊して連絡を取れなくした上、自分たちは用意していたスイムスーツで海上に脱出。
実は犯人は6人いて、海上の船に待つ2人が主犯格なんですね。

犯人の要求は5000万ドル。
船の2人は付近を飛んでいた小型機をロケット弾で撃ち落としたり、秘密を知ってるものを最小限にするため、海面に浮かび上がってきた4人も撃ち殺すという念の入れよう。

無線に応答もしない、どこに機体が浮かんでいるかもわからない、しかも悪天候と、エアーウルフでの捜索も少々手こずります。
捜索する航空会社やホークとドミニクも、まさか海底に沈んでいるとは思わないんですね。

ハリケーンが接近する悪天候での捜索や、沈んだ機内でトラブルを起こす乗客など、無事救助されるまでの間パニック映画のような展開になります。

さて、沈んだ機体と乗客の無事が確認され、あとは救助だけというとき、エアーウルフは犯人のロケット弾で一部機能がやられてしまうんです。
武器が全く使えなくなるんですね。

ドミニクがなんとか手動に切り替えたあとは反撃のみですが、武装したエアーウルフと小型船舶とじゃ、いくら相手が武装してても比べ物になりません。
最後はロケットで木っ端微塵です。いつもどおりです。
でも、海上から爆雷を落として93便を破壊しようとする憎たらしい奴らだからスカッとしました!

この回には航空会社の副社長役で「FBI」のフィリップ・アボットがゲスト出演していますよ!

新開発レーザー砲!! 地上最強レッドウルフを阻止せよ

エアーウルフに使用する弾薬がCIAの保管庫から盗まれる事件が発生。
サンティーニ航空のヘリが防犯カメラに写っていたとして、ホークやドミニクが疑われます。
さらに、ホークに肩入れしてCIAの所有物であるエアーウルフを私的に使わせているとして、アークエンジェルが委員会から活動制限を受けるんですね。

「私なしではエアーウルフは飛ばせんぞ」と言うアークエンジェルに、委員会は不敵の笑み。
CIAはもう一機エアーウルフを作ったので、もうホークの力もアークエンジェルも必要ないというわけです。

エアーウルフⅡを作ったのが、エアーウルフの開発責任者・チャールズ・モフェット博士の助手をしていたハーラン・ジェンキンス。
自ら操縦し、エアーウルフⅡ・通称レッドウルフの性能を委員会のメンツの前でデモンストレーションします。

レッドウルフはエアーウルフと同性能。ただし腹部のロケットは1門。でもエアーウルフにはないレーザー砲を備えています。
外観は母体となったベル222をそのまま使用しているようで、エアーウルフのようなノーズ部分の飾りや両脇のインテークがありません。色だけエアーウルフの白い部分を赤にしているような感じですね。

で、これからはレッドウルフをCIAの作戦に使えると思っていた委員会の考えとは裏腹に、ハーランもモフェット同様、機体を奪って姿をくらましてしまうんですよ。
エアーウルフ用の弾薬を盗んだのも、ハーランとその仲間。
同じ武器を搭載するレッドウルフに使用するためと考えれば、辻褄が合います。

テロリストと合流したハーランは、誘拐したケイトリンの身柄と引き換えにホークにエアーウルフ対エアーウルフの一騎打ちを仕掛けます。

これまでに武装した戦闘機やヘリは多く出てきましたが、エアーウルフの前には大した相手じゃなかったんですが、同機種でしかもレーザー付きとなったら見ごたえはありますよ!

でもまあ、最後には本家の勝ちなのは当たり前なんですがね。
この辺は機体ではなくパイロットの腕の差です。

この回にはアークエンジェルの身を案じた提督閣下が登場します。
CIAの職を追われたアークエンジェルを助けてやるようホークに電話したり、委員会の連中のヘマを囃し立てるなど、いい味出してます!
この人が準レギュラーだったら面白かったのに…

スポンサーリンク

ハイテク起爆装置作動!! B-25爆撃機を追撃せよ

核起爆装置200個が武装集団に強奪される事件が発生。
現場に、元・CIAの職員で警備会社のボス・ソーヤが駆けつけるも逃げられてしまいます。

実は犯人グループとソーヤはグル。
ソーヤはその主犯というわけなんですが、起爆装置を安全に国外へ持ち出すために、エアーウルフを利用しようとするんですよ。

まずイケメンのソーヤがケイトリンを騙して最終的に誘拐するんですが(よく捕まる娘ですね)、ヘリの免許を取るために習いに来たというアプローチで、そのうち徐々に恋仲に…と言う展開。

すっかりその気にさせたケイトリンを、爆弾を抱かせた状態で船の動力室に監禁します。
そして、妙な真似をしたら船の中のお嬢さんは木っ端微塵だと脅し、エアーウルフの警護の元、核起爆装置を積んだ2機のB-25爆撃機でメキシコ国境を越えようとするんです。

ここで登場するのが、アークエンジェルの旧友で爆弾処理のエキスパート・ベイブ。
そんな仕事をしてるとは思えないほど冗談めかした話し方をする男なんですが、まあ面白いヤツです。
アークエンジェルのことも愛称のマイクで呼びます。

このベイブ、船の入り口や船内のドアにも仕掛けられた爆弾を次々に解除して、アークエンジェルとともにケイトリンのいるところまで辿り着くんですよ。

でもでも、ケイトリン自身に取り付けられた爆弾を見たベイブはいきなり真顔になり、タイマーが作動したのに手も足も出ず凍りつきます。
おいベイブ!というアークエンジェルに彼は一言「ヘンリーだ…」

向こうの人って、真剣なときには愛称じゃなく本名やフルネームで呼ぶことがありますよね。
まさにその時の危機的状況を表すかのようにベイブはまた続けます。
「俺の本名はヘンリーなんだよ。マイケル!」
と、いつもならマイクと呼んでるアークエンジェルのことも略さずに“マイケル”と呼ぶんですね。

同じ頃、エアーウルフの中でドミニクもコンピューターの遠隔操作でケイトリンの起爆装置を止めようとしています。

なんとかギリギリ間に合い、アークエンジェルとベイブが凝視している前でタイマーはストップ。

ようやく縛りがなくなったエアーウルフは、国境手前で2機のB-25に追いついて反撃を開始します。
このときの2機のB-25の間に、下からスーッとエアーウルフがフレームインしてきて、同時にテーマ曲が流れるところがイカすんですよ!

もちろんエアーウルフの圧勝に終わりますが、事件解決後にケイトリンの閉じ込められてた船にやってきたホークたちにベイブがニヤリと笑って一言いいます。

「どこいってたんだよぉ。いいとこ見逃したぞ」

爆弾処理のエキスパートとは思えないほどいい加減な、でも面白い男でした。

走れホーク! CIA暗殺部隊 頭上の敵機を叩け

ベトナム戦争時代の仲間・カーストンの会社に招かれたホークは、そこで会社が出資している画家の個展のチケットを渡されます。

実はカーストンは二重スパイ。
CIAのゼウス長官に東側の新型地対空ミサイルの図面のマイクロフィルムを流すよう圧力をかけられ、チケットの半券に仕込んで提供しようとするんですね。

それに気づいたのが東側に寝返った元・CIA局員のレズニック。
レズニックと仲間がカーストンの会社を襲撃したとき、たまたまそこにいたホークを受取人と勘違いし、フィルムを取り返すために襲いかかってくるんですよ。

撃たれて怪我をしたホークは外に出て、たまたま信号待ちをしてたオープンカーに飛び乗り、車を出すようにいいます。
運転していたのが、ミステリー小説オタクのマリリン。
今置かれている状況や、ホークの人となり、スパイの行動パターンなんかを小説のシーンに例えて表現するような娘です。

ホークとレズニックはCIA内で見かけることもあったから、お互いに面が割れてます。
なのでサンティーニ航空の家探しをされたり盗聴器を仕掛けられたりと、ホークがどこへ逃げても追われるんです。

ホーク自身はカーストン殺しも自分への襲撃もすべてCIAの仕業と思うし、マリリンもたまたまそこにいたんじゃなく、スパイ映画でよくあるようにタイミングを見計らって信号待ちをしていたCIAの回し者と思い込んだり、誰を信用していいのかわからなくなります。
逃げ続けるわけですね。

ようやくドミニクたちと連絡が取れてカーストン襲撃が東側の仕業とわかったホークはアークエンジェルとともに“半券がカギとなる”個展で罠を張ることに。

現場にはCIA職員や変装したアークエンジェルとケイトリンが張り込んで、レズニックの行動を阻止。
形勢が不利と感じたレズニックたちはヘリで海上に出て、待たせてある領海外の外国船に乗り込み、アメリカ政府に手を出せなくしてしまおうとします。

あとはもう、そうなる前に連中を阻止するエアーウルフの出番ですよ。
あっという間に追いついて撃破!とお約束パターンですが、この回で面白いのは二重スパイ、マイクロフィルム、変装、張り込み、そしてそれらに巻き込まれるミステリーオタクの女性といったスパイドラマの要素に加え、最後の切り札としてエアーウルフが登場・一撃必殺するといったところですね。

またまたCIAのオハナシで楽しめました。

ミステリーオタクのマリリン役を、「冒険野郎マクガイバー」で二重スパイ役をやったウェンディ・シャールが演じています。

 

とりあえず5作挙げてみましたが、この他にも空中戦のシーンがオススメなものやベトナム戦争を基盤にしたもの、ホークやドミニクのプライベートな話がいいなというようなものもあります。

僕が選ぶのはだいたいスパイ要素の強い作品が多いようです。
ちょっと偏ってますか…

タイトルとURLをコピーしました