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海外ドラマのスピンオフ作品・実はこれもそうだったの!?

アメリカのドラマってスピンオフ作品が多いですよね。
スピンオフっていうのは派生させるということですが、ドラマの場合はその作品の外伝とか、脇役だった登場人物を主人公に据えた別作品と言う意味あいですね。

僕も20世紀にはかなりの海外ドラマを観てきましたが、「え!これもスピンオフだったの!?」と、知らずに観てた番組も多々あります。

今回は僕がよく観ていたスピンオフ作品を中心に語ります。

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よく観てた海外ドラマスピンオフ作品5選

女刑事ペパー
毎回登場人物も舞台も変わるアンソロジーの警察ドラマ・ポリス・ストーリー、その1エピソードからのスピンオフ作品。

変装しておとり捜査するという設定はいっしょなんですけどね。
シリーズでのタイトルは女刑事ペパーで名前もペパー・アンダーソンですが、ポリス・ストーリーのエピソードでは“リサ・ボーモント(ボーマ)”となっています。
その他のレギュラーメンバーはおんなじなんですがね。

ただし、シリーズではビル・クローリーをアール・ホリマンが演じていますが、ポリス・ストーリー版ではバート・コンヴィです。
主人公は名前が違い、上司は役者が違うというわけですね。ややこしい。

確かに「女刑事リサ」だと、なんか締まらないかも…
でもバート・コンヴィはかっこよかったですよ。この人が主役でもいいんじゃないの?みたいに。
確か吹き替えは野田圭一さんだったような…

潜行刑事ダン
これも同じくポリス・ストーリーからのスピンオフ。
シリーズともにデヴィッド・キャシディが童顔の潜入捜査官ダン・シェイ刑事を演じていました。
日本での放送はすぐ終わってしまいましたが、アメリカでももともとの制作数が10話しかなかったんですね。
名乗るときはいつも「ダン・コールマン」と偽名だったから、ホントの名前は何なんだろうといつも思ってました。

シリーズのテーマ曲「Hard Times, Hard Crimes」は、デヴィッド・キャシディ本人が歌ってたので絶対レコードなりCDがあるだろうと思って探しまくったんですけど見つかりませんでした。
いや、コンピレーションCDに入ってることは入ってるんですが、TV音源なんでショボいです。
これだと僕がTVから録音したオープニングとエンディング(インストルメンタル)をくっつけて編集したやつのほうがいくらかマシでしたよ…

余談ですが…ダンとアブラム部長の声は、それぞれ石丸博也・宮川洋一の両氏が吹き替えされてますが、これって冒険野郎マクガイバーのコンビ・マクガイバーとソーントン部長の声とおんなじなんですよね。

もう何十年も前に観た記憶だから、この2つのドラマの登場人物がごっちゃになることがありましたよ、吹き替えのせいで。

ホークと呼ばれた男
ロバート.B.パーカー原作の小説をドラマ化したTVシリーズ・私立探偵スペンサーからのスピンオフ。
主人公のホークはスキンヘッドとひげがトレードマークの黒人で、「私立探偵スペンサー」のときにはスペンサーの同業者というか相棒みたいな役回りでした。
でも探偵というよりは仕事請負人ですね。
スペンサーの第1話(パイロット)でも用心棒的な立ち位置で、依頼人からスペンサーを殺れと言われて一時的に銃を向けたこともありました。

「ホークと呼ばれた男」では私立探偵スペンサーの舞台だったボストンからワシントンDCに移り住んでからのことを描いているので、スペンサーはもちろん共通の登場人物も出てきません。
1クールのみ制作されただけでしたが、登場人物に黒人が多く出てきたドラマでした。

特別狙撃隊SWAT
SWATは大好きなドラマです。
実はこれもスピンオフ作品だったんですね。

元ネタは「ザ・ルーキーズ/命がけの青春」のエピソードで、サブタイトルもズバリ「S.W.A.T.」。
主人公の新人警官たちがSWATのホンドー隊長のもとでしごかれるという話で、演じるスティーブ・フォレストをそのままダニエル・ホンドー・ハレルソン隊長役で主演として制作されました。

凶悪犯罪に対する抑止効果を狙ったチームなので派手な銃撃戦はつきものですが、あからさまに血が流れるというシーンはあまり見られませんでした。
にもかかわらず銃撃シーンは暴力論争の槍玉に挙げられるなどし、そのためか本家のルーキーズほど長くは続かず、2シーズンで終了しました。
でも劇場版としてリメイクされたりリブートのTVシリーズが制作されるなど、21世紀に入って再び人気が高まってきましたね。

地上最強の美女・バイオニック・ジェミー
リー・メジャーズ主演の「600万ドルの男」からのスピンオフ作品。
メジャーズ演じるスティーブ・オースティンの恋人・ジェミー・ソマーズが事故で瀕死状態にあった時、スティーブの頼みからOSIがジェミーをサイボーグとして生きながらえさせたという話が元ネタです。

本来ならこの話は600万ドルの男の中の1エピソードとして終わるはずだったのが、ジェミーの人気が出たためにスピンオフされることになりました。

主人公同士がお互いの番組にゲストとして登場するなど、面白い試みがなされましたね。

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海外ドラマ・こんなスピンオフ作品もあった!

そんなに入れ込んで観てなかったけど、こんなのもあったなあっていうスピンオフ作品です。
中には予期せぬ方向に向かった作品も…

警官フォレスター
女刑事ペパーや潜行刑事ダンと同じくポリス・ストーリーからのスピンオフ。
むかーしレンタルビデオ店で「ポリスストーリー/聞き込み」と言うタイトルでVHSがリリースされてました。
そこから派生したシリーズですね。

TVシリーズでのフォレスターって、あんまり記憶に無いんですよね。
覚えてるのはたしか声が小林勝彦さんだったことくらいか…

ミセス・コロンボ
刑事コロンボの話に出てくる「かみさん」を主人公にしたドラマ。
なのでやっぱりこれもスピンオフ作品になるんでしょうね。

刑事コロンボ本編には一度たりとも出てきたことはないんですけどね、このミセス・コロンボ。
演じるのはケイト・マルグルー。
嫌いじゃないですけど、本編にもでてない人物がいきなり顔見せというのはファンのイメージを壊すことになるので、結構叩かれたようですね。
ミセス・コロンボからミス・ケイトの冒険とタイトル名を変えて放送されました。
ミス・ケイトってことは、コロンボとの関係なんて断ち切ったということですからね。

いろいろあって、刑事コロンボのかみさんとは無関係だってことになったために、このようなタイトル変更に相成ったようです。

ちなみに僕はミス・ケイトの冒険にかわってから見だしたので、この主人公がコロンボのかみさん(だった)なんてこと、知りませんでした。

新エアーウルフ・復讐篇
前作・「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」では行方不明になっていたセント・ジョンが帰ってきて、弟のストリングフェロー・ホークに替わってエアーウルフを飛ばすという設定。
登場人物も総入れ替えです。

キャストも若返りましたね。
セント・ジョンはディック・ヴァン・ダイクの息子、バリー・ヴァン・ダイクが演じています。
弟役のジャン=マイケル・ヴィンセントよりも若いです!

3シーズンで終了した「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」の続編ということで、シーズン4と銘打ってますが、制作してるのは全く別の会社。
ケーブル局だったようで、権利を買い取ってビデオで撮影しています。

今じゃビデオ撮りは当たり前ですし、フィルムと比べても遜色ないですよね。
ところがこの当時の…というかこの新エアーウルフの画質はまったくもってアクションものに向かない、見るに耐えないものでした。
例えが悪いですけど、昔のアメリカのAVみたいな…そんな安っぽい映像だったんですよ。

低予算だったためか戦闘シーンの多くは前作の使いまわしでした。
まあ、最終話まで観ましたけどね。
でもほとんど記憶に無いです。

さて、今回は僕が知ってる範囲での派生作品を並べてみました。
まだ他にもスピンオフ作品はあるかも知れません。

思い出したら書き足していこう…

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