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海外ドラマのOP映像でかっこいいヤツ!

ただ聴くだけでもかっこいい曲の多い、海外刑事・探偵ドラマのテーマ曲。
それらの曲をバックに主人公たちが紹介されるOP(オープニング)の映像はさらに華やかでカッコいいですよね。

今回は曲もいいけどオープニングの撮り方がカッコいいドラマについて語ります。

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海外ドラマ・既存のシーンがかっこいいオープニング

海外ドラマ、特にアメリカの刑事ものや探偵もののオープニングって、ドラマの中に出てきたシーン・カットをつなぎ合わせて作られたものが圧倒的に多いですね。
出演者の名前なども、それぞれの登場人物が自然に歩いたり銃をかまえたり会話したりするシーンをバックに出ます。
オープニングのためだけに撮られたカットっていうのは、あんまりないんですよね。
僕はそのほうが自然な動きを見せられると思うし、そのキャラクターが表現されててカッコいいと思うんです。決して手抜きなんかじゃなくね。

そしてそれら既存のシーンをつなぎ合わせたものにいろいろ飾りをつけて、かっこよく仕上げているのが、アメリカでよく見られるオープニングの撮り方です。

まあ「冒険野郎マクガイバー」とか「特攻野郎Aチーム」なんて、タイトル部分以外はほぼ既存シーンのつなぎ合わせだけで構成されてますけどね。

で、やっぱりほぼつなぎ合わせだけで撮られてるものの中でも僕がカッコいいと思うのが「女諜報員フォクスファイアー(原題:Code Name: Foxfire)」のOP。
この番組はテーマ曲そのものがいいというのもあります。
主人公のフォックスファイヤーこと元CIA諜報員のリズ・タウンを筆頭に、レギュラー登場人物5人がそれぞれの性格や特技を披露した場面をバックにテーマ曲が流れるんですね。
曲調と場面が合ってて、録画してるものでも早送りせずに何度も見たいと思うOPの一つです。

テーマ曲とバックに流れるシーンが同調しててカッコいいなと思わせるオープニングが「FBI・フォーメーション5(原題:Today’s FBI)」。
FBIのベン・スレーター捜査官以下、5人の登場人物が順に紹介される場面のカットと音楽があってて小気味良いですね。
とくに、部下の一人・アルがロープで降りてくるシーンの動きと音楽がピッタリ合ってて、偶然にしてもよくこんなの撮れたなと思わせます。

海外ドラマ・かっこいい演出のオープニング

加工したり飾りっ気を付けたオープニングでカッコいいと思うのが「ベガス(原題:VEGA$)」ですね。
基本は既存の場面をつないでますが、画面を横に3分割してバックとなる画面上下には派手な看板やネオンサインなどラスベガスの街を映し、真ん中にドラマでのシーンを映画のビスタサイズで映し出して登場人物の紹介をしています。
このドラマも歓楽の街らしい華やかさをうち出したテーマ曲が良く、それに合った映像と言えるOPです。

画面分割を使ったオープニングでイイのが「鬼探偵マニックス(原題:MANNIX)」です。
一部OP用に撮られたカットもありますが、ほぼ既存のシーンのつなぎ合わせに加工を施してます。
画面が2分割されたり3分割になったり、さらに6分割くらいされて、そこにそれぞれ別のカットが入るといった、いわゆるマルチ画面の作り方です。

このドラマもラロ・シフリンのテーマ曲が良かったんですよね〜。

そしてマルチ画面のオープニングでもう一つ挙げたいのが「スパイのライセンス(原題:IT TAKES A THIEF)」。
シーズン2以降あたりからになりますが、これも複数に画面が分かれたり文字の中に映像が映し出されるなど、かっこいい演出で見せてくれます。

テーマ曲も含めて、僕は第3シーズンのオープニングが好きですね。

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海外ドラマ・オリジナル映像がかっこいいオープニング

ロックフォードの事件メモ(原題:The Rockford Files)」のオープニング映像は独特です。
映像…というよりも静止画ですかね。
静止画像のつなぎ合わせで映像を作っています。
でも単につなぎ合わせてるんじゃなくて、カットとカットをオーバーラップさせてるんですね。

オーバーラップっていうのは、前の画像がうっすら消えていくのにかぶせて後の画像がじわっと現れてくる効果のことで、パッパッと切り替わるんじゃなくじんわり替わるから、決してスライドではない動画風に感じられます。

そして全く違ったカットを順に見せるんじゃなく、連続した静止画像をつないでいるのがミソ。
極端にコマ数の少ないアニメーションのような雰囲気に仕上がるわけですよ!う〜ん、カッコいい!

さらに画像そのものを雑誌の写真風に加工してあるのでロックフォードらしい味わいが出ていました。

このOPには僕も大学の映像制作の課題にこの手法を使ったくらい感銘を受けましたね。

「探偵レミントン・スティール」や「こちらブルームーン探偵社」でも静止画のオープニングを採用していましたが、レミントン・スティールはオーバーラップなしのパッパッと切り替わる映像、ブルームーン探偵社はオーバーラップするも連続写真ではないのでロックフォードほどのかっこよさは感じられませんでした。

独特なオープニングに付け加えたいのが「白バイ野郎ジョン&パンチ(原題:”CHiPs”)」。
このドラマのOPは既存のシーンは使わずに完全オリジナルで撮られています(第6シーズン・邦題:白バイ野郎パンチ&ボビーを除く)。
事件が起こって緊張が走ったときにテーマ曲のイントロがかかり、オープニングに繋がります。

この導入部分が良かったんですよ〜。
イントロがかかったときは毎回ワクワクしましたよ。

オープニングってテーマ曲も映像も含め、そのドラマの顔ですからね。
ジョン&パンチみたいにプロローグで事件が起こり、オープニングに入るまでの導入部分で気分が高まってくるのがいいんですよ。

でもなんか、映像がカッコいいオープニングって、テーマ曲もカッコいいんですよね。
消音にして映像だけ見てもあまり感動しないかもしれません。

カッコいいオープニングって、やっぱりテーマ曲あってのものなんでしょうねぇ。

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